青春18きっぷの旅の途中で
使うあてがないのに購入してしまった青春18きっぷの常備券を消化すべく、長野まで行ってきました。主目的はこんどスキー旅行に行く際の乗車券の入手。普通に買うのもおもしろくないので、長野支社管内にあるPOS端末未導入の簡易委託駅で発行してもらおうと思った次第です。そんな訳なので、今回廻った郵便局は少なめです。
まだ真っ暗な津田沼駅から4時27分発の初電に乗り込みます。発車時はガラガラだった車内も、都内に入る頃には立ち客も出るほどに。これだけ人が乗るなら24時間列車を走らせてもいいんじゃないかと思ってしまいます。終着御茶ノ水で中央快速電車に乗り換えて八王子、さらに同駅始発の松本行き、松本から長野行きと乗り継いで長野駅に着いたのは12時ちょっと前でした。
長野駅前郵便局 (ながのえきまえ)
乗り継ぎのわずかな時間で長野駅周辺を廻ります。まずは善光寺口を出て長野駅前郵便局へ。駅前局ですが比較的空いていました。番号カードはタッチパネル式のタイプでした。風景印もあったので押してもらいます。
長野駅前ショップ
昼飯のことを考えていなかったので、駅前にあったミスドでテイクアウトします。この店舗はお店の人に取ってもらう式でした。100円セール中でしたが、パイは外で食べると汚れるのでドーナツだけにしました。
メルパルク長野郵便局 (めるぱるくながの)
長野電鉄の長野駅の出札を覗いて行こうと思ったのですが、改札対応中で閉まってました。時間もないのでそのまま駅の反対側にあるメルパルク長野郵便局へ。局長さんと思われる方が1人で対応していましたが、先客が保険だかのややこしい手続きだったため、休憩中の別の局員さんを呼んで対応してくれました。なんだか申し訳ないと思いつつ、風景印もあるとのことなので押してもらいました。
列車の時間が迫ってきたので駅へと戻ります。長電と他の郵便局は断念しました。飯山線の越後川口行き気動車に乗り込んで、上今井駅で下車します。この駅で希望の乗車券を所望したところ、無事発券していただけました。常備券もいろいろと口座があって目移りしますが、軍資金も少ないので見えるところに置いてあった三才・北長野往復だけ購入しました。
浅野郵便局 (あさの)
きっぷが買えたことに浮かれてしまい、上今井の簡易局に寄らないで長野行き列車に飛び乗ってしまうという失態…。替佐駅まで歩く予定が、乗ってからどうしようかと…(汗) とりあえず信濃浅野駅で下車して浅野郵便局へ。風景印もありましたが、お客さんも少なくすぐに済みました。
駅に戻りますが、次の列車まで40分以上あります。出札窓口で新幹線特急券を出せるか訊いてみると、出せるとのことなのでお願いしました。こちらもPOS端末未設置なので、管理駅に照会後に料金補充券での発券と相成りました。とても親切に対応していただき、感謝感謝です。次の戸狩野沢温泉行きに乗って飯山まで行きます。
飯山新町簡易郵便局 (いいやましんまちかんい)
次の列車までの1時間で、駅周辺の郵便局を廻ります。工事中の北陸新幹線高架橋を越えて、まずは飯山新町簡易郵便局です。民営化時に一時閉鎖局されてその後移転再開した局なので内装はきれいです。「この後はどちらへ?」と訊かれたので、静間簡易局まで行こうと思ってますと伝えます。歩いて10分くらいとのことなので、たぶん往復できるでしょう。
静間簡易郵便局 (しずまかんい)
急に風が強くなって、しかも向かい風で歩くスピードが落ちます。なんとか静間簡易郵便局に辿り着きましたが、目標の10分をちょっと越えちゃいました。こちらも一時閉鎖後に移転再開しているので、きれいな局舎でした。受託者の方も親切です。
飯山郵便局 (いいやま)
戻りは追い風です。列車の時間が気になりますが、飯山郵便局にも寄れそうなので往復しました。本局ということで、お客さんはそれなりにいましたが、待ち時間はそれ程長くなく、風景印も押してもらいました。
飯山駅に戻るとまだ改札が始まっていません。急がなくても3局廻れたのでよかったです。まもなくやってきた越後川口行きの気動車は3両編成で車掌が乗っていました。ガラガラの最後尾に乗ったところ、戸狩野沢温泉駅で切り離しだと・・・orz 1つ前に移って終着の越後川口まで車窓を楽しみます。列車が進むにつれて雪が増えてきて、新潟県に入ると積雪1m近くになりました。雪景色に見とれているとあっという間に終着です。上越線に乗り換えて、水上、高崎、赤羽、秋葉原と乗り継いで帰宅しました。折しも「能登」・「北陸」の定期最終運行日だったため、随所に撮り鉄の姿が見られました。
目的のきっぷが手に入り、豪雪地帯の雪景色も見られ、国鉄形電車にもたくさん乗れ、適度に郵便局も廻れて大満足です。早起きした甲斐がありました。長野市内はほとんど廻れませんでしたが、それはまたの機会の楽しみにしたいと思います。
- 平成22年3月15日 公開